星屑を集めに行こう

このはとちびクロノ20150211


今回の絵は、このはちゃんと、ちびクロノちゃんズで、


「星屑を集めに行こう」です。


このはちゃんと、ちびクロノちゃんたちは、袋を持って、

綺麗な星くずを拾いにやってきました。

空や川には、きれいな星が、キラキラと輝いていました。
[ 2016/02/13 11:32 ] 一枚からの物語 | TB(0) | CM(1)

クロノと呪われた書物

クロノ20150923


クロノと呪われた書物



クロノちゃんは、古い書庫から声が聞こえてくると言う話を聞き、

書物の調査にやってきました。

書庫にはたくさんの本がありましたが、クロノちゃんは、

すぐに、声の主と思われる本を見つけることができました。

クロノちゃんは、その本を取り出し、机の上に置きました。

クロノちゃんが本を開こうとすると、

突然、本が開き、青い閃光と共に、

強い風が部屋中を吹き荒れはじめるのでした。
[ 2015/09/23 12:04 ] 一枚からの物語 | TB(0) | CM(1)

クロノと人魚の湖

クロノ20150528

クロノと人魚の湖



町の中には不思議と小さな湖があったんだ。

人間からしたら、水溜り程度なのかもしれないけど、

その湖は、いつも透き通ってキラキラとしているんだ。

あたしは、不思議になって、夜になってから調べてみた。

すると、湖の中心の岩の上で、小さな人魚さんが、ずっと泣いていた。

そうか、この湖は、君の涙でできていたんだね。君は、この湖が枯れないくらいに、

ずっと泣き続けていたんだ。

あたしは、そんな彼女をずっと見ていた。

朝日がさしてくると君は次第に体が透けていって、日が昇る頃には、

姿が見えなくなっていた。

そうか、君は、今日も夜になったらここに現れて、涙を流し続けるんだね。
[ 2015/05/28 20:24 ] 一枚からの物語 | TB(0) | CM(0)

夢の中のライオン

男の子と夢のライオン20140925

夢の中のライオン

僕は、小さいころから、一人ぼっちだった。

でも、少しも寂しくなかった、夢を見ている間だけは、いつでも友達がいてくれたから。

小さかった君と、一緒に遊んで、一緒に大きくなったんだ。


でも、いつからだろうか、夢の中で君に会わなくなったのは。

気がつけば、僕は大人になっていた。

大人になって、強くなったて思っていたけど、結局僕は、今も昔も弱虫だったんだ。

大人になって、強くなった気がしていただけだったんだ。

自分の歩んでいる道に光がなくなってきて、

どこに足の出せばいいのかも分からなくなってきた、ある夜。

君は、現れてくれた。

僕も君も、最後に遊んだ時の姿だった。

また、夢の中で君に会えると思ってぼくは嬉しかった。

でも、君は、言ったんだ。

「もう、僕がいなくても大丈夫?」

期待していた、言葉とは違った。

そう、君はさよならを告げに来たんだ。

僕は、涙をこらえて勇気を出した。

「もちろんさ。僕は大人になったんだから」

君は、ニコッと笑って手を出した。

僕も、強く握り締めた手を出して君の手にあてた。


目が覚めた。

僕のいる世界も僕自身も何も変わったわけではないけど、

自分の道にまた少し光がもどってきて、足を踏み出すことができた。

どこに向かっているのかは分からない。

それでも、また遠くまで歩ける。そんな気持ちになった。


そうだ、僕は大人なんだ。
[ 2014/09/26 00:22 ] 一枚からの物語 | TB(0) | CM(0)

クロノと古びた椅子。

クロノと木と椅子2140804


今回の絵は「クロノと古びた椅子」です。

絵本にする予定でしたが、書いていた話を読むと、色々厳しかったので、

絵本はあきらめました。。。


物語だけを載せておきます。



ある崖には、古びた、椅子が海を眺めるように、置いてあった。

この椅子にはどんな記憶があるのだろうか。

「君の記憶を見せてもらうよ。」



クロのちゃんが、崖にある椅子の記憶を見ると、お母さんと小さい子どもが遊んでいる風景が見えました。



お母さんは、いつも椅子に座っていて、その周りを男の子が楽しそうに走り回ります。



ある日、お母さんと、子供は、崖に、一本の苗木を植えました。



数年が過ぎたのでしょうか、崖にお母さんが1人でやってきました。

お母さんの視線の先には、船が過ぎ去っていく風景があります。

お母さんは、立ち上がって、船に手を振りました。船に子どもが乗っていたのでしょうか。



それからも、お母さんは、一人で、毎日崖へとやってきました。

どれぐらいの、時が経ったのでしょうか、お母さんも足が悪くなり、杖をついて崖へとやってきます。

今日も静かに海を眺めていました。船を見かけるたびに、杖を使って立ち上がります。




気がつけば、お母さんの髪の毛も真っ白になり、小さかった木も、とても大きくなりました。

今日も、静かに遠くの海を眺めるのでした。



お母さんも、とうとう、崖にはやってこなくなりました。

残された、椅子と、木だけが静かに海の先を眺めるのでした。
[ 2014/08/04 17:33 ] 一枚からの物語 | TB(0) | CM(0)