このはとまほうのクレヨンセット

このはとまほうのクレヨンセット




このはとまほうのクレヨンセット 表紙










このはとまほうのクレヨンセット 1



あるひ このはちゃんが あるいていると、

クレヨンと おおきな がようしが おちていました。













このはとまほうのクレヨンセット 2



このはちゃんは おどおどしながらも クレヨンを てにしてみます。

はじめは あおいクレヨンで えをかきました。

すると このはちゃんが かいた あおい いきものが

ひょっこりと めのまえに あらわれたのでした。













このはとまほうのクレヨンセット 3



あおい いきものは もっと えをかくように さいそくをします。

このはちゃんは つぎに みどりいろの クレヨンで えをかきました。

すると みどりいろの いきものも ひょっこりと このはちゃんのまえに 

すがたを みせたのでした。













このはとまほうのクレヨンセット 4



このはちゃんは さらに えをかきます。

きいろいクレヨン あかいクレヨン ぴんくのクレヨン。

このはちゃんの まわりは とても にぎやかになりました。













このはとまほうのクレヨンセット 5



このはちゃんと クレヨンの いきものたちは くらくなるまで

とてもなかよく あそびました。













このはとまほうのクレヨンセット 6透明



よるになりました。 みんなが よりそいあって やすみます。

このはちゃんは あそびつかれたのでしょうか 

すぐにねむりにつきました。

そらには とてもきれいな ほしが たくさん かがやいていました。













このはとまほうのクレヨンセット 7



あさになりました。 このはちゃんが めをさますと 

たくさんの たべものが よういされていました

このはちゃんは くれよんの いきものたちに かこまれ 

とても にぎやかな しょくじを たのしみました。













このはとまほうのクレヨンセット 8



このひも みんなでなかよく あそんでいました。


おひるになると くもがでてきました そして

とつぜん おおきな かみなりが なり あめがふってきました。

クレヨンの いきものたちは そらを みあげます。

すると クレヨンの いきものたちの からだが みるみるうちに くずれてきました。














このはとまほうのクレヨンセット 9



このはちゃんは とても あわてました。

そして くれよんの いきものたちが がようしの 

なかから うまれたことを おもいだし

がようしの うえに いそいで かぶさりました。

あめは さらに つよさを まします。













このはとまほうのクレヨンセット 10



あめが あがりました。

このはちゃんは おそるおそる がようしを もちあげます。

しかし クレヨンのえは ぐしゃぐしゃに なっていました。













このはとまほうのクレヨンセット 11



このはちゃんは がようしを おき まわりを みわたしました。

でも、そこには くれよんの いきものたちの すがたは ありません。

このはちゃんは あめあがりの しずがな くうきに さびしさが あふれてきました。













このはとまほうのクレヨンセット 12



このはちゃんが かなしんでいると 

そらから ちいさな こえが きこえてきました

このはちゃんは ふっと そらを みあげました。













このはとまほうのクレヨンセット 13



そらには とても とても おおきくて きれいな 

にじが そらいっぱい ひろがっていました。













このはとまほうのクレヨンセット 裏表紙





おわり。













閲覧ありがとうございます。

このはとまほうのクレヨンセットは如何でしたでしょうか。

絵の完成後に文章を書きなおしました。

文字も、クレヨン以外は ひらがなにしています。

感想をいただけると嬉しいです。
[ 2015/04/27 20:43 ] 絵本 | TB(0) | CM(2)

クロノと命の国

クロノと命の国

クロノと命の国 表紙



















クロノと命の国 1



ある国のお話。

そこには、命を操る魔女がいた。

その魔女の魔法は、命を他の人に分けあたえるというものだったんだ。












クロノと命の国 2



ある時 うわさを聞きつけると、たくさんの貴族たちが大金を持ち、その魔女のもとに訪れた。

しかし魔女の、魔法は、命を分け与えるもの。お金を出されたからといって、

行える魔法ではなかった。


すると一人の貴族は、お金で、貧しい人を買い、そして、再び魔女のもとへ訪れた。

魔女は、悩んだ挙句、その魔法を使うこととなった。

命がなくなるまではいかなかったが、貧しい人の体は老化し、貴族の肌には艶が増したんだ。








クロノと命の国 3



その話を聞いた、他の貴族たちの間では、人身売買がはやり、

多くの貴族が、魔女のもとへ訪れた。そして、たくさんの貴族たちは若さを取り戻したんだ。







でもその行為を反対する人がいた。












クロノと命の国 4



それは王様だった。

その国で、一番お金も権力も持っているはずの王様だったけど、

王様は知っていたんだ。命を買っても幸せにはなれないことを。












クロノと命の国 5



王様は貴族たちに、魔女のところには行ってはいけないと忠告をした。

しかし、貴族たちの人身売買は、激しさを増すだけだった。そして、貴族同士の、争いも

激しさを増していったんだ。












クロノと命の国 6



やがて、権力や若さを求める貴族相手に、人身販売に手を染める商人まで現れた。

売られる人の中には、小さな子供もたくさんいたんだ。




王様は、この光景を知っていた。












クロノと命の国 7






そう、かつて王様も、民や家族を売って、命を得た一人だったんだ。

けれど、王様はずっと後悔していたんだ。


そして、王様は、意を決して魔女のところに行った。









クロノと命の国 8



王様が扉を開け、魔女に話しかけようとすると、

魔女は静かに言った。


・・・やっと気がついたのかい。

それは、いつか王様が来る事を知っていたかのような話し方だったんだ。













クロノと命の国 9



王様は、その魔女の言葉に涙を流した。

たくさん、たくさん涙を流した。

そして、

最後に、疲れた・・・と言ったんだ。













クロノと命の国 10



すると、魔女は、立ち上がり、王様に魔法を掛けた。

王様は、あたたかく、やさしい光に包まれ、やがて、小さな種となった。




そして、魔女は、その種を水に溶かし、王様の国に雨を降らしたんだ。













クロノと命の国 11



雨を浴びた、町人や建物は、木や花、草に姿を変えた。

そう、王様は、夢の中でしか生きてはいなかったんだ。

そして、夢の中でようやく過ちに気がつくことができたんだ。












クロノと命の国 12



魔女は、王様の国が森に変わるのを見守った後に、

空を見上げ、最後に自分自身も雨を浴びたんだ。


とても、とても長い年月だった。











クロノと命の国 13



おわり










閲覧ありがとうございます。

今回のWeb絵本「クロノと命の国」は如何でしたでしょうか。

飛ばしましたが、何とか年明けに出す事ができました。

良ければ、感想をお待ちしていますので、よろしくお願いいたします。

あまり描けないですが、物語を描くのはやっぱり楽しいですね。

[ 2015/01/04 09:03 ] 絵本 | TB(0) | CM(2)

このはと花

このはと花
このはと花表紙










あるひのよる、このはちゃんのまえに、

ひとつぶの おおきな たねが、まいおりました。



















このはと花1





つぎのひ、このはちゃんは、しずかに、

たねの おちた じめんを みていました。





















このはと花2





ちいさなめが ちじょうに すがたを あらわしました。

このはちゃんは、そんな めを、いとおしく おもいながら しずかに みまもっています。



















このはと花3





めから、はっぱが ひらきました。

はっぱは、いっしょうけんめい うでをひろげ ひかりを あびようとします。

このはちゃんは、そんなはっぱを ふしぎそうに みていました。





















このはと花4





つぎのひ、どうやら はっぱに げんきがありません。

このはちゃんは どうしたらいいのか いっしょうけんめい かんがえました。




















このはと花5





このはちゃんが みずを はこんできました。

このはちゃんが みずを あげるたびに はっぱは 

ぐんぐんと げんきになりました。





















このはと花6



はっぱに げんきがもどると あおむしが やってきました。

はっぱを たべられると おもった このはちゃんは、

あおむしのまえで おおきく てをひろげます。

そんな、このはちゃんをみて、あおむしは にっこりと わらいました。




















このはと花7





きょうは あめ。


おおきく そだった はっぱのしたで このはちゃんと あおむしは、

なかよく あまやどり。




















このはと花8





あめが あがりました はっぱは さらに おおきくなりました。


このはちゃんと あおむしは せのびをして、

はっぱと せくらべを しました。



















このはと花9





とても おおきな つぼみが できました。


あおむしが、はっぱのうえに のぼっていきます。

このはちゃんは、したから、おおきなつぼみを のぞきこみました。




















このはと花10






このはちゃんと、あおむしが みまもるなか

つぼみが ゆっくりと ひらきはじめます。 

やがて、おおきな おおきな はなが さきました。




          そして、

 おおきく きれいに さいた はなをみて、





















このはと花11








このはちゃんと あおむしにも、 とてもとても すてきな、

        
えがおが さきました。




















このは裏表紙






おわり。










「このはと花」いかがでしたでしょうか。

今回は、花の成長をこのはちゃんが見守るという話で、

ありきたりなストーリーではありますが、

ありきたりの中で、考えて、考えて作ってみました。



どんな感想でもいいので、どうかよろしくお願いいたします。






[ 2014/08/25 17:40 ] 絵本 | TB(0) | CM(2)

クロノと記憶の鏡

クロノと記憶の鏡
クロノと記憶の鏡 表紙





昔、とても栄えていた町があった。

しかし、この町では、移住の記録もなく、突然人々が消え、廃墟となったんだ。





町の中に、きれいな鏡が残されていた。


鏡の記憶を見せてもらうよ。













クロノと記憶の鏡 鏡1



毎日、毎日人々を映す鏡。今日も人々は、幸せそうに鏡の前を歩いていた。












クロノと記憶の鏡 鏡2



この日は、女の子が映っている。

きれいな服を着て、ずっと鏡を見ていた。

きっと、新しい服を買ってもらったんだね。

とてもにあっているよ。















クロノと記憶の鏡 鏡3



この日は、お母さんとはぐれてしまった男の子が鏡の前で、泣いていた。

でも、このあとすぐに、お母さんが探しに来てくれたね。

もう、お母さんの手を離したらだめだよ。















クロノと記憶の鏡 鏡4



この日は、男の人が、緊張した顔で、時間を掛けて服を整えていたね。

もしかしたら、大好きな人へ気持ちを伝えに行くのかな。

頑張って!














クロノと記憶の鏡 鏡5



この日は、大きな男の人が、ずっと鏡の前で踊っていた。

鏡の周りで、たくさんの人々が、楽しそうに見ていたね。

あたしも、踊りたくなったんだ。













クロノと記憶の鏡 鏡6xpg



人がいなくなる3日前。

この日もいつもの風景が流れていた。

みんなが、いつもの日常を送っていたんだ。















クロノと記憶の鏡 鏡7



人がいなくなる2日前。

この日も、皆が、とても楽しそうに過ごしている。

お祭りだったのかな、風船で遊ぶ子供たちが多かった。













クロノと記憶の鏡 鏡8



人がいなくなる前日。

この日も、みんなが手を取り合っていた。

町中がやさしさに包まれているような感じだったんだ。













クロノと記憶の鏡 鏡9




人がいなくなった日。

人々が、鏡に映らなくなった。

でも、最後の最後まで、みんなが笑顔だったんだ。

あたしには、すこし違和感が残った。















クロノと記憶の鏡 鏡10



鏡のそばには、町の人々のための石碑が設置されていた。

石碑の字は、あまり読み取ることはできなかったけど、

あたしは、とても驚いた。

石碑の設立日は、町の人々が消える2日前の日付になっていたんだ。

前日に感じた違和感が一気に吹き飛んだ。




あたしの知りたかった答えは、これだったんだね。












クロノと記憶の鏡 鏡11



終わり。







閲覧ありがとうございます。

「クロノと記憶の鏡」はいかがでしたでしょうか。

クロノちゃんが、廃墟の謎を解くと同時に、人々の心を知るというのが、

今回の物語だったのですが、なぞの残るストーリーで仕上げてみました。


どんな感想でも良いのでよろしくお願いいたします。。。
[ 2014/06/09 11:53 ] 絵本 | TB(0) | CM(2)

ちいさなメイドつくしちゃん。

ちいさなメイドつくしちゃん


ある町に人と暮らす妖精がいました。その子の名前は、つくしちゃん。

今日も、大好きな主(あるじ)のためにいっしょうけんめい働きます。




ちいさなメイドつくしちゃん1








小さなメイドつくしちゃん2



朝のお仕事は、主を起こすことから始まりまるよ。
  
なかなか起きない主のために、思いっきりシンバルを鳴らすよ。

耳栓は忘れずにね。










小さなメイドつくしちゃん3



朝食の準備だよ。
 
パンは焼けないから、主が焼いたパンにマーガリンを塗るの。

マーガリンをまんべんなくぬるよ。

ご飯の時にはふりかけもかけるよ。









小さなメイドつくしちゃん4




食後は、歯磨きのお手伝い。

私は、歯磨き粉係り。









小さなメイドつくしちゃん5




主が出かける時間になったら、玄関まで見送りに行くの。

行ってらっしゃいって、元気良く手を振るよ。

すると、主も行ってきますって、小さく手を振ってくれるの。











小さなメイドつくしちゃん6




見送りのあとは、お掃除の時間だよ。

隅っこの掃除は得意だよ。

きっと、世界中を探しても、こんなに隅っこのきれいな家なんて無いんだから。









小さなメイドつくしちゃん7




お掃除のあとは、ひと休み。
  
主の用意してくれたおやつを食べながら、テレビを見るよ。

サスペンスドラマはちょっと苦手。









小さなメイドつくしちゃん8





ひと休みのあとは、主のための編み物だよ。

でも、いつになったら完成するんだろう。












小さなメイドつくしちゃん9





主が帰ってきたら、夕ごはんのお手伝い。

私の仕事は味見係。

主の作るご飯はいつもおいしいんだよ。











小さなメイドつくしちゃん10




ご飯の時には、主の話も聞くよ。

楽しかったことでも、辛かったことでも、何も聞くよ。









小さなメイドつくしちゃん11




ご飯のあとはお風呂の時間。

お風呂は好きだけど、ちょっと怖い。











小さなメイドつくしちゃん12



お風呂上りには、主にマッサージをするよ。

主の背中や、腰の上を、バランスをとりながら歩くの。

手を広げながら、歩くのが、ちょっとしたコツなんだよ。








小さなメイドつくしちゃん13




1日の最後の仕事は、主に元気良く「おやすみ」ってあいさつをするの。

主のために、子守唄を歌うこともあるよ。

でも、「うるさい」っておこられることもあるの。


これが、私の一日の主なお仕事だよ。
  
それじゃあ、みなさん、おやすみなさい。










小さなメイドつくしちゃん14




おわり






閲覧ありがとうございます。

「ちいさなメイドつくしちゃん」如何でしたでしょうか。

個人的には、かわいく描けた絵もあるので良かったかなと思っています。

私はこんなメイドがほしいです(笑)

良ければ、感想をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。


さて、次のWEB絵本は何にしましょうか・・・。
[ 2014/04/11 18:15 ] 絵本 | TB(0) | CM(1)