クロノと思い出のクツ

クロノと思い出のクツ1









クロノと思い出のクツ2


おともだちはいつもきれいな洋服を着ていたんだ。

今日は、とっても赤くてきれいなクツを履いていた。

あたしは、とても、うらやましかったんだ。










クロノと思い出のクツ3


家に帰って、おかあさんに赤いクツが欲しいってお願いをした。

でも、魔法使いは、黒い服を着て、

黒いクツを履かないといけないという習慣があった。

魔法使いの先祖様たちの誇りを忘れないというものだった。

今となっては、みんないろんな服を着ているけど、

当時は、大切なことだった。









クロノと思い出のクツ4


それでも、小さかったあたしには、

どうしてそういう決まりがあるのか分からなかった。

悲しそうな顔をしたあたしを見て、

おかあさんもとても悲しそうな顔をしていたんだ。










クロノと思い出のクツ5


次の日、おかあさんがあたしにプレゼントをくれた。

あたしは、おかあさんからのプレゼントに驚いたんだ。

すぐに、紐を解いて中の物を出してみた。










クロノと思い出のクツ6


中には、赤くて、かわいいリボンのついたクツが入っていたんだ。

おかあさんは言った。

「真っ赤なクツは作ってあげられないけど、とってもかわいいリボンを見つけたの。」

あたしは、うれしくて、すぐにそのクツを履いてみたんだ。

そんなあたしを見て、おかあさんは、とても喜んでくれた。










クロノと思い出のクツ7


あたしは、そのクツが気に入って、すぐに外に遊びにいったんだ。

でも、お友達は、あたしのクツをみて言ったんだ。

「変なクツ」と。










クロノと思い出のクツ8


あたしは、すぐに、そのクツを履かなくなった。









クロノと思い出のクツ9


それでも、そのクツは今でも大切に持っている。

あたしの宝物なんだ。

おかあさんが、かわいいリボンを見つけてくれて、

あたしのために一生懸命作ってくれたクツ。

今でも、おかあさんの気持ちが伝わってくる、大切なクツなんだ。










クロノと思い出のクツ10




閲覧ありがとうございます。

「クロノと思い出のクツ」はいかがでしたでしょうか。


物語は、クロノちゃんが、大切にしまっていた、リボンのついたクツの記憶を追うというものでした。

今回は、シナリオ(ネーム)が個人的に可愛く描けたので、シナリオの味を出すのに苦労しました。

解説は、皆様のご想像にお任せしたいと思います。

是非、感想をお待ちしております。


次は、ジャルポンの絵本を描きたいですね(笑)
[ 2014/02/03 23:57 ] 絵本 | TB(0) | CM(1)

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[ 2014/02/04 21:57 ] [ 編集 ]

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